翌朝、いよいよレース本番


本選のスタート順は、予選のスーパーラップコンテストの10位までが第1グループでスタートし、その1分後に予選11位以降のグループ、更に1分遅れて予選に参加しなかったグループが最後にスタートする。

我がチームは予選には参加したが予選決勝に出なかったので第2グループの集団に入る。

午前10:00丁度、スタートラインに詰め掛けたライダー、サポート、スタッフなど参加者のカウントダウンと共に、長い長い戦いの火蓋は切られた。

我がチームのメンバーには今回のレースの試走の時に初めてMTBに乗った人も居たり、平均年齢がギリギリ40歳な事もあったりして、ゆっくり走る筈であったが、、、、、。

1時間経過後の順位が発表されると、何と総合が10位でグループ1位。予想だにしなかった順位に欲を出したメンバーは目標を方針を変更し、マジレースモードになり、後続チームのタイム差なんぞ測りだす始末。(おいおい、約束が違うぞ)

その後もグループ1位の順位は保ってはいるものの後続へのタイム差は開かず、約18時間経過した翌朝まで同周回数分差の攻防が続いた。

しかし、夜が明けた頃から、おじさん連中の走りにも辛いものもあり、後続の20代若もんのエネルギーに追いつかれ2位へ後退してしまう。再度首位奪回を狙うも追い上げならず、時間切れで終了と相成りましたが、それでも俄か作りのメンバーでここまで来れたのは大したもん。
毎度ながら24時間耐久レースモードに入ると、皆ハイになりやすいのでありましたが、今回もレース前夜の陽気な大トラを始めとして、自分の分の走りを終わって踊だす人、車に登るやつ、打ち上げの乾杯の練習をする者など変なキャラクターが次々に発生しました。
スピードを競う昼のレース、寡黙になり周回をこなす忍耐の夜、疲れと睡眠不足の半覚醒でハイになる早朝のレース。苦しくて楽しい恒例行事も賑やかな内に終わってしまいましたが、さて来年はどんなキャラクターが出現するのやら?

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